第二次世界大戦とヨーロッパ資本家

第2次世界大戦
一般には、1928年の世界恐慌に続く大不況が原因とされている。
第一次世界大戦後、歴史の中でヨーロッパに蓄えられた金はFRBに集中したことで、主要国は金本位制に戻れない。
そこで自国の通貨価値を切り下げて、輸出を増やす、近隣窮乏策にでる。
結果、植民地を有する持てる国のブロック経済化に結びつく。
ドイツ、イタリア、日本は植民地がなく、その他の国と軋轢が生まれる。
特にドイツは第一次世界大戦での巨額の戦後賠償金があり、国民は疲弊。
ナショナリズムが高まり、ナチスドイツが台頭するまでになる。
そして、ドイツによるポーランド侵攻が起こる。
実際には、上記の経済苦境に加えて、シオニズム、戦争の影で行われた金塊強奪、人体実験など多くの要因がある。

アメリカ企業とナチス・ドイツのつながり
マイケル・ムーアは映画「ザ・コーポレーション」の中で、アメリカ企業がドイツを再建し、初期のナチスをサポートし、GMやフォードはオペル社を守った。
ヘンリー・フォードはヒトラーからドイツ大鷲十字章(外国人への最高勲章)を授与される。
フォード、GMの協力がなければロンメル将軍のドイツ装甲師団の活躍はなかった。
FRBもドイツに資金提供。

第2次世界大戦は公式には1939年9月1日に始まったとされる。
これはドイツのポーランド侵攻の日。
9月3日にイギリス、フランスががドイツに宣戦布告。その後、9ヶ月の間、戦闘行為はない。
イギリスのチェンバレン首相はこれを融和政策と称してドイツの動きを放置。フランスも同様。
1940年5月、ドイツ軍はフランスに電撃戦をしかけ、2ヶ月でパリを陥落、占拠。
上記をもって、イギリス、フランスの首脳がドイツの進軍に協力し世界規模の大戦シナリオに加担したのではないか。
事実、チェンバレンからチャーチルに首相の座が変わるとイギリスの戦闘行為は激しくなる。
チャーチルがイギリス銀行家とつながりがあったのは今は有名。
第2次世界大戦はヨーロッパのみならず、アジア、中東、アフリカの主要地域を破壊。
ヨーロッパ資本家のシナリオは大戦によって、一極支配の通貨制度を導入すること。
これが1944年に締結されたブレトンウッズ協定。金本位制のドルを基軸通貨としてその他通貨を固定レートで結びつけるもの。
当時の日本円は1ドル=360円。
各国は外貨準備としてドルを持っていないといけない。つまり、ヨーロッパ資本家が持つFRBがドルを世界中にばらまき、刷る権利を持った。
これにより日本人が日本円でビジネスをしてもFRBがに金利を払わないといけない。
なぜなら、ブレトンウッズ体制では日本円の価値を裏付けるのはドルなので、ドルを準備する必要がある。これに金利が発生する。それは資本家の利益になる(通貨発行益)。
1971年、ブレトンウッズ協定はニクソンショックで終了する。
以来、世界の通貨は為替フロート制に移行する。
FRBは連合国とナチスの両国に資金提供をしていた(通貨発行権の行使)。
日本も同じ。アメリカからの石油輸入が完全に絶たれていなかったのと同じく、FRBは日本にも資金提供をした。
ABCD包囲網、ハル・ノートは国民に戦争が不可避であると思い込ませるための道具。
結果、日本はアジアを支配する列強を叩くことができ、開放されたアジア諸国はFRBの金融権力によって一網打尽にされる。
戦争のシナリオが迎える結末は、金融権力の純化、巨大化を実現する。

第一次世界大戦と第二次世界大戦に共通する4点
1. 開戦の理由が脆弱
2. FRBが両陣営に資金提供
3. 意図的な長期化(チャーチルはルーズベルトに長期化を提案している
4. 各国政府が敵国を実際以上に醜悪化し、国民のナショナリズムを煽る
これらにより複数国家同士で大戦を煽る方法論が確立している、と言える。