オックスフォード大学教授 タリク・ラマダン

オックスフォード大学で現代イスラム学(Contemporary islamic studies)の教授を務めるタリク・ラマダン(Tariq Ramadan)について、過去の性的暴行・強姦の疑いが強く持たれており、現在タリク・ラマダンは教職を離れている。

タリク・ラマダンと両親について

1962年にスイス、ジュネーブでサイード・ラマダンとワファ・アル・バンナの元に生まれる。
ワファ・アル・バンナは1928年にエジプトでムスリム同胞団(スンナ派社会・宗教運動体)を設立したヒュセイン・アル・バンナの長女。

サイード・ラマダンはワファ・アル・バンナと結婚後、ムスリム同胞団の中でリーダーとして頭角を現す。1950年代にエジプト政府からの度重なる告発を受けて、サイードは国外追放されてサウジアラビアに活動の場を移す。
サウジアラビア政府が設立したムスリム・ワールド・リーグ(Muslim World League)で評議会のはじめの一員になる。加えて、1956年から1958年に、ムスリム同胞団の非公式の外務大臣と見做されてからはヨルダン、シリア、レバノン、サウジアラビアに同活活動体支部を広げる。
1958年にスイス、ジュネーブに移り住み、モスク、シンクタンク、コミュニティを兼ねるイスラミックセンターを創設する。

両親の影響を大きく受けたタリク・ラマダンはジュネーブ大学でイスラム学で博士号を取得する。
ヨーロッパのムスリム・コミュニティの中心人物であり、タイム・マガジンでは21世紀の宗教イノベイター7人の内1人に選ばれるなど世界的にも影響力を持つ思想家。
今回の強姦容疑はタリク擁護派と排斥派でコミュニティを分断する騒ぎになっている。

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