Fate/Apocryphaのアポクリファってどういう意味?

大人気にヴィジュアルノベルゲームFate/stay nightのスピオフ・アニメ作品として大人気のFate/Apocryphaから言葉の意味を見ていこう。

Apocryphaの意味は『外典』

ギリシャ語で『απόκρυφος』は隠されたもの(hide away)を意味する。
それがラテン語の『apocrypha scripta』(hidden writings)になり、中世後期で英語のApocryphaとなり『外典』を意味する単語になった。

Apocryphaの対義語はCanan(正典)

Apocrypha(外典)とはユダヤ教、キリスト教、仏教においてCanan(正典)に加えられなかったものを指す。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教における正典と外典

ユダヤ教の正典はタナハ(Tanakh)あるいはミラクー(mikra)であり、トーラー(Torah)、ネビーイーム(Nevi’im)、ケス−ビーム(Ketuvim)の頭文字から取ったものを指す。
キリスト教の正典は新約聖書、キリスト教徒から見た場合にタナハ(旧約聖書)が正典と見做されるかどうかは宗派により異なる。
イスラム教の正典はクルアーンであり外典は存在しない。
仏教の正典は仏典であり、外典は儒教・道教。

Fateシリーズの場合

おそらくアニメのスピオフ作品によくある『外伝』をヨーロッパ風の呼び方にするためにApocrypha(アポクリファ、外典)にしたのだろう。