池内恵氏と森次慶子女史

ネットの炎上事件はその背後関係を無視されて、どっかの有名で権力のある人間が馬鹿なことをやったせいで無力な大衆が怒り正義の鉄槌を食らわせたという話に変換されてしまうから虚しいよね、何か対策はないかな、というよくある話です。

WordPressのローカル環境設定についてぐぐりながらTwitterをながめていた。以前に茂木健一郎がTwitter上の匿名アカウントに関してこんなポストをしていたことを思い出した。要旨は世の中には不快なことや悪事を働く人間がいる。ネットでは顕名でやっている奴と匿名アカウントを使ってそういったことを行っている輩がいる。桜井誠は身分を明かし社会的な責任を引き受けた上でヘイトスピーチを行っているのでTwitter社はアカウント凍結には慎重であってもよいのではないか。一方で匿名はどれだけめちゃくちゃなことをやっても責任を取るようなことはせず、それにゆえに社会的にはより害悪であるのだから、社はそちらの対応についても考えるべき、というもの。俺の意見じゃないよ。
中東研究者として有名な池内恵氏に疑問を投げかけている匿名アカウントがあった。攻撃的なものではない。池内氏は匿名に対して冷ややかな部分を持っていると思われるが、丁寧に応答をしていた。こういうやり取りは傍から見てとても勉強になるし微笑ましい。
一方で、森次慶子という画家(過去にポケモン等のデザインに関わっていたらしいが本人は元デザイナという呼ばれるのが嫌だとか)がTwitter上の炎上の対象になっていて、信じられないような罵詈雑言が匿名アカウントから寄せられているのを見て匿名の業の深さを知った。森次慶子女史の側に仮に落ち度があったとしても明らかに過剰な攻撃が加えられている。女史も嘆いているようにこれを止められる者はいない。
Twitter社を除いては。

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